氣 不 動 尊

不動明王縁日は毎月28日

  【寄稿】修空館初代会長 小野寺峻 桃生町誌編纂委員、郷土史家、佛師          ※創立二十周年記念寄稿

 
大日如来が「変身」して見せているのが不動明王
であります。大日如来は読んで字の如く大きな
日輪、つまり
太陽を意味し佛教が日本に来る
以前から、日の神を天照大神として祀り、
男を日子(彦)、女を日女(姫)と呼んだし、
古代エジプトの人達も太陽神(アラー)を
毎日拝み、それに捧げる為に巨大なスフィン
クスや神殿を、恐るべき努力で造り
あげてきました。

 この大日如来(太陽)、の知恵の光は、すべて
の生き物の上に片寄ることなく照らし、活き
活き、溌刺と生かして居られます。

 平成元年、本部道場り建立を祝って京都の
大本山大徳寺の小林太玄猊下からご寄進
賜った、
この不動明王像は
「氣不動(尊)」と名付
けられ、真剣に心身を鍛えて止まない
皆さんの守り神として尊崇を
うけています。

 人格完成を果たし、大日如来と同じような境地に
至るまでは、激しい稽古の時、試合で相手と
向かい合ったとき、或いは、これからの長い
実社会で「ここ一番」という場面で、この
「氣不動」が皆さん一人一人に合体して
いるのだと信じて、ビクともしない不動
の態度で望めば、何事にも恐れず勝利者
となることは間違いありません。


ひまわりぐん(ひまわり軍団改め)
名前の由来
毎年つづけて、全国小中大会に、20人以上もの
県代表選手を輩出。大会では、女の子が多いので
監督しやすいよう
ひまわりの髪飾りをつける。
6道場の会員を合わせても女の子の数が多い。
さらにママさん空手教室もあり、道場は活氣に満ちている。
★大日如来の化身が不動明王である。
大日如来は太陽神を意味する。
太陽といえばひまわりということで!


不動明王(望月天生 作)


 不動明王とよばれるのは、火を観想して動ぜず、
あらゆる障害を焼きつくす大智の火を身から
発するといわれるからである。

 不動明王への信仰は、密教がさかんになった
平安初期からひろまり、
悪を断じ、善を修し、
国や個人を守るものと考えられた。
とくに江戸
時代には、不動尊信仰に排他生がなく、
どのような宗派のものでも信仰すること
ができた
ために、東国民衆に
ひろく信仰された。

 像容は明王のなかでは唯一の1面2臂で
范髻(しゃけい)とよぶ花形の髻(もどり)、
蓮華を頭にいただき、辮髪(べんぱつ)
を左肩にたれ、猛炎をせおい、忿怒の形相
(ぎょうそう)をして、右手に利剣、
左手に羂索(けんさく)をもち、盤石座
(ばんじゃく)に坐る。両眼を大きく
見ひらき、唇をかみ、2本の芽
(きば)は天地を向く。